インテンシブOJTコース
企業とのAI共同研究開発をOJTの場として活用し、主体的に産学官連携AI開発を学ぶコース。
受講方法
OJT (On the Job Training)
本プログラムの担当教員が企業と行っている以下の7領域の医療AI開発共同研究のいずれか1領域に参画し、OJTで学ぶ。
7つの領域
- ゲノム医療コース
- 画像診断支援コース
- 診断・治療支援コース
- 医薬品開発コース
- 介護・認知症コース
- 手術支援コース
- 医療業務支援コース
履修科目等
以下の7OJTコースのいずれか1コースを選択必修とする(20単位)。
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ゲノム医療コース
分子ネットワーク予測、病態パスウェイ予測、発症リスク予測、SNV病原性予測、SNVスプライシング予測、トランスクリプトミクス、プロテオミクス、メタボロミクス、エピゲノミクス -
画像診断支援コース
CT/MRIによるマルチスライス画像処理、病理画像AI、OCT (Optical Coherence Tomography) 画像やハイパースペクトル画像等によるブロードスペクトラム(紫外~テラヘルツ光)画像処理、超音波画像等の医療動画処理 -
診断・治療支援コース
システマティックレビュー(メタ解析)、予後予測信号処理(EMG ECG MEG EEG等)、RNN/LSTM等の時系列AI -
医薬品開発コース
フェノタイプ創薬、ゲノム創薬、クライオ電子顕微鏡、X線結晶構造解析法、ドッキングシミュレーション、ケムインフォマティクス -
介護・認知症コース
新城市を中心とした自治体の全面協力による産学官連携実地プロジェクトである「奥三河プロジェクト」参画による即時AIインプリメンテーショントレーニング、Eye-hand coordination detectionを用いた評価、介入 AIによる認知症予測、AIやIoTによる未病・健康センシングのプランニング~デプロイ -
手術支援コース
ヒトセンシングデータ処理、カメラ動画処理、音声AI解析、AR/VRによる出力系 -
医療業務支援コース
医療従事者諸記録の自動化、IoTによる業務支援・機器管理AI技術開発、AI-RPA開発
修業年限
2年間~4年間
履修認定
7領域のいずれか1領域において企業との共同研究に参画し、3名の事業運営委員による30分間の面接により履修認定を行う。
修了者のキャリアパスイメージ・人材イメージ
医療従事者
床業務に従事すると同時に、アカデミア・企業の情報学研究者と共同で、もしくは修了者単独で医薬AIを構築し社会実装を行える医療AIリーダー。
非医療従事者
産官学の場で医療の現場で患者・医療ニーズに立脚したAIを構築し実装できる医療AIリーダー。
履修対象者
●医師・看護師・診療放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・薬剤師の国家資格を持つ医療従事者
●将来もしくは現在、医学・医療・創薬・医薬機器・健康管理を専門とする非医療従事者(リカレント教育を含む)
●名古屋大学・岐阜大学・名古屋工業大学・名城大学・理化学研究所・連携企業に所属する方