AI-MAILs - メディカルAI人材養成産学協働拠点 | 大学教育再生戦略推進費「保健医療分野におけるAI研究開発加速に向けた人材養成産学協働プロジェクト」

カリキュラム:スタンダードコース

スタンダードコース

本プログラムの4連系大学と理化学研究所のデータサイエンス教育プログラムを基盤とした、AI教育に主眼を置いたコース。

受講方法

講義の受講(リアルタイムオンライン講義とオンデマンド配信)

履修科目

必修科目45コマ

レギュラトリーサイエンス(5コマ)

生命倫理、研究倫理など医学研究において必須の基盤知識を習得する科目。

  • 公正研究
  • 生命倫理
  • 情報セキュリティ
  • 利益相反
ハードウェア総論(10コマ)

データ取得と実装に関するハードウェア知識の習得を目指す科目。
本プログラムの連携研究企業はモノづくり企業が多く、企業との共同研究で必要な最低限の最新ハードウェア知識を習得する。

  • CPU/GPU
  • スーパーコンピューター
  • Dynamic Reconfigurable Processor [DRP]
  • Programmable Logic Device [PLD]
  • Field Programmable Gate Array [FPGA]
  • 生体センシング
  • アンビエントセンシング
  • IoT技術
ソフトウェア総論(15コマ)

主成分分析などの古典的統計学と古典的機械学習から汎用AIモデル構築手法を習得する科目。

  • 画像処理
  • 波形解析
  • 特徴量抽出
  • 機械学習
  • ニューラルネットワーク
  • 深層学習基礎
  • データクレンジング
  • データベース(SQL等)
重点7領域の共通基盤技術(15コマ)

深層学習の実践的理解を目指す科目。一部実習を行う。

  • 研究デザイン
  • 統計・数理解析
  • プログラミング(Matlab/Python/R等)
  • AI 開発環境およびライブラリ活用 (iPython/Jupyter/Anaconda/Matlab Simulink/Rstudio/Neural Network Console/Digits/Keras/Tensorflow/Caffe/Torch7/pytorch/Chainer/Theano/CNTK)
  • 深層学習の実践的理解(レイヤー/関数/最適化/重み/正則化/モデル評価)

修業年限

1年間

履修認定

45コマの講義への1/2以上の出席と各講義終了後のレポート提出を必須とする。

大学院特論履修認定について

2021-03-09

AI-MAILs履修生のみ、オンライン講義された一部の講義をオンデマンドで公開されます。
オンラインで受講できなかった場合でも、オンデマンドで受講し、事務局へ申請することにより、大学院の特論履修認定を受けることができます。

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修了者のキャリアパス・人材イメージ

臨床経験に基づく臨床ニーズを情報学研究者や企業研究者と共同、もしくは単独でAI開発に展開できる医療人材と非医療人材。

履修対象者

●医師・看護師・診療放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・薬剤師の国家資格を持つ医療従事者
●将来もしくは現在、医学・医療・創薬・医薬機器・健康管理を専門とする非医療従事者
●名古屋大学・岐阜大学・名古屋工業大学・名城大学・理化学研究所・連携企業に所属する方
●これら4大学・理化学研究所のPIの推薦を受けた外部アカデミア領域の方も対象とします。
推薦状ダウンロード(4大学、RIKEN,関連企業所属者は不要)